ダイレクト クラウン

口の中でかぶせ物を作る治療です。

健康な歯を多く残せるむし歯治療です。

 

 銀歯やセラミックで治療する場合、支台歯形成で健康な歯を大きく削ります。そのため治療後にしみる症状や痛みを伴うことがあります。

 ダイレクト・クラウンは健康な歯を残したまま装着できます。口の中で直接造形するため、たった1日で治療が終わります。破損などのトラブルの際も部分補修できます。

一般的なかぶせ物に変更できる柔軟性があります。

 


ダイレクト クラウンの特徴


  • 支台歯形成が不要な治療であるため、健康な歯を無駄に削らない
  • 歯の神経に優しい
  • 術後の疼痛・知覚過敏が非常に少ない
  • 歯と一体化したような高い適合性
  • かぶせ物のように取れてくることがない
  • 1日で治療が終わる
  • 多数歯を一度に治療できる
  • 術後の微調整や部分補修が可能
  • 従来の銀歯やセラミックに変更できる

以下の方はご相談ください


  • 健康な歯を削ることに抵抗がある
  • 高額なセラミックやジルコニアを説得されて困っている
  • セラミックやジルコニアを入れる前に試してみたい
  • 金属を白くしたい
  • 一度に複数歯の治療を希望している

比較


今までの治療方法

数週間~3ヶ月の期間が必要

何度も通院する

10万円以上の費用

健康な歯を大きく失う

治療後にしみたり痛いことがある

健康な歯を削ったことで、歯髄炎になることがある

修正治療が不可能

作り直しの場合、高額出費につながりやすい

取れたり破損することがある

ダイレクト クラウン

2時間程度で治療終了

たった1回の通院

費用を抑えた賢い選択

 


Q&A


Q:保険で治療できますか

 自由診療での対応となります。

 

Q:強度が心配

 セラミックと比較して硬さが低いです。しかし通常のかみ合わせの力に十分耐えることができます。何度も欠けてしまう、色調に満足できない場合に、セラミッククラウンへの変更をお勧めします。

 

Q:耐久性について

 5年から10年を想定して治療しております。ただし、かぶせ物のように全てやり直すわけではなく、劣化した部分を補修できます。完全にやり直すことが少ないです。

 

Q:他の歯科医院のダイレクトクラウンと同じですか

 当医院のダイレクト・クラウンは既製冠を使用せず、口の中で直接造形します。そのため3M社のダイレクトクラウンとは異なる治療方法です。

デメリット


  • 部分的に欠けることがある
  • セラミックより着色しやすい
  • セラミックのほうが審美的
  • レジンアレルギー不可

費用


ダイレクト クラウンは自由診療です。

 

1本:31,000円(税別)

 

補修費用:2,500円(税別)


注意


 ダイレクトクラウンは治療後に修正や修理を伴うことがあります。何度もトラブルを繰り返す場合、セラミックなどの従来型のかぶせ物に変更することが想定されます。

神経過敏な方、意思疎通が難しい方、こだわりの強すぎる方、少しの変化でも気になってしまう方など

お口の中の状態が適応症例であったとしても、歯科医師が信頼関係の形成が難しいと判断した場合は施術をお断りします。

どうかご了承ください。

 ダイレクト・クラウンは自分の歯を再生する治療ではありません。

できる限り近い色で治療しますが、材料の性質上、限界があります。

・神経質な方

・色調に対して敏感な方

・容姿・美容に対して過敏な方

などは受診をお控えください。

また極端な環境での色調を一致させることができません。

以下の環境では色調にずれが生じる可能性が高いです。

 

ナイトクラブ

ライブ会場

ブラックライト光源

などの自然環境ではない人工的な光源

暗い部屋でのLED光源(例:スマートフォンやパソコンなどの液晶画面の光源、一部のLEDスタンドライトなど)

一部のスマートフォンやカメラで撮影した時に治療箇所が強調されることがあります。


トラブルへの対応


費用を抑えた分かりやすい修理費用。

クラウンに変更する場合は安心の差額のみの支払いです。

 

・注意

差額でクラウンに変更できるのは3年以内です。

3年を超えた場合、全額費用が発生します。

差額での治療は当医院以外での治療には適応されません。

予めご了承ください。

 


健康な歯を守るために


 研修医時代、治療が終わったのに、しみる症状や疼痛に悩まされることがありました。

教科書どおり正しく治療しているのに、問題が出ないはずなのに・・・。その答えが「健康な歯の無駄な切削」にあったのです。

 

 むし歯治療では支台歯形成という健康な歯を大きく削る治療が普通に行われています。支台歯形成は銀歯やセラミックを入れるために、棒のようになるまで大きく削る治療です。私たち歯科医師は支台歯形成に何ら疑問を持ちません。むしろ、いかに理想的に削るかを考えています。削った後の無残な歯の形を見て「きれいな支台歯形成だ」などと考えています。

 

 支台歯形成は健康な歯を、かなりの量を削ります。元の歯の痕跡がないほど、棒のようになるまで削ります。理想的な支台歯形成にするためには神経を取ることにも躊躇しません。削った後の歯を見て泣いてしまう人もいるほど削ります。

歯を守るエナメル質をほぼ全て削り取ってしまいます。健康な象牙質を削った刺激で歯髄炎を発症することもあります。

健康な歯を削ったら、元に戻すことはできません。健康な歯を失うと、それだけ歯の寿命が短くなります。

 

 健康な歯を残したい。支台歯形成をしないで治療できないのか。こんな疑問から生まれたのがダイレクト・クラウンです。

ダイレクト・クラウンは歯冠修復材料の技術が向上したために可能になった画期的な治療方法です。

かぶせ物を口の中で直接造形するため、支台歯形成が不要です。技術的難易度が非常に高く、誰でもできる治療ではないのですが、健康な歯を限りなく多く保存できます。そのため術後の後遺症がほとんど発生しません。意図的に神経を取ることもありません。

 かぶせ物を作る工程が無いため、型取り不要で即日で治療が終わります。セメントでくっつける必要が無いため、歯と一体化したような高い適合性があります。そのため、ポロッと取れてくることがありません。

 

 トラブルに強く、修正や微調整が容易である特徴があります。

セラミックの場合、形や色などがイメージと異なっていると修正できません。欠けたり取れたりするリスクもあります。そのようなトラブルになると作り直しになることが一般的で、追加で高額出費の恐れがあります。

 ダイレクトクラウンなら治療後でも微調整できるため、皆様のご要望に柔軟に対応できます。欠けてしまっても部分的に補修できます。かぶせ物のように全てやり直す心配がありません。健康な歯を残しているため、セラミックに変更できます。